オレンジアクション概要・要領

実施概要・要領
【パパママアクション〜オレンジパレードin銀座・ペンギン大行進】を2022年5月2日(月)に開催致します。

【詳細】
「子どもの権利条約を守る会」では、子どもの権利条約が守られる社会を目指し、子どもたちが両親からの愛情を享受しその実感の中で生き生きと過ごし、生まれ育った環境に関係なく安心して生きることができるよう、様々な活動をしております。
 その活動の一環として、来月5月2日に【パパママアクション〜第5回オレンジパレードin銀座・オレンジペンギン大行進】を開催を決定致しました。
子どもと離れて暮らす親たち=親ペンギン(※1)を中心におよそ150名で風船を持ち仮装や着ぐるみなどを着て楽しく歩くパレードです。子どもと離れて暮らしていても「子どもを守りたい」「子どもを養育したい」「子どもに愛を伝えたい」そんな思いの集まりです。
 虐待防止テーマカラーのオレンジを身にまとい、夫婦で子育てをするペンギンをキャラクターとして『子ども権利条約の周知』『共同親権などの子どもに寄り添う未来のカタチ創り』『子どもを見守る多くの目の必要性』『親子の断絶なき社会』を周知殿啓蒙するキャンペーンです。
(※1)ペンギンは夫婦で共に子育てをします。外敵から子どもを守るためには夫婦の協力なしでは子が死んでしまうからです。夫婦がいないときには周りのペンギンたちが集団でペンギンの子どもを守ります。


【イベント実施の背景】
全国の小中高校などが認知したいじめの件数は51万7163件(2021年・文部科学省公表)であり、同年児童相談所による児童虐待相談対応件数は件数は20万5029件(厚生労働省公表)、子どもの精神的幸福度ランキングは調査した38カ国中ワースト2位(2020年ユニセフ調査)、子ども(小中高生)の自殺は415人で過去最多(2021年・文部科学省発表)、子ども(小中学生)の不登校は20万人弱で過去最多(2021年・文部科学省発表)と、多くの子どもたちが生きづらさの中で苦しみ、その数は看過できないほどに増えています。

 また、7人に1人の子ども「相対的貧困」の中にいるとされ、特に片親世帯(毎年21万人の子供たちが親の離婚を経験)の貧困率は高く、虐待リスクも高いとされています。片親世帯では、経済的な理由や家庭的理由で他の子どもと比べ教育や体験の機会に乏しく様々な場面において不利で地域社会から孤立しやすいと言われています。貧困、虐待、差別や偏見、いじめなどによって困難な状況におかれることが多く子どもたちが苦しんでいるのです。 
 2022年4月に男性の育児休業取得促進なと盛り込んだ「改正育児・介護休業法」が施行されました。持続可能で安心できる社会を作るためには「就労」と「結婚・出産・子育て」の「二者択一構造」を解消し、「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」 の実現が必要不可欠だからです。
一方、3組に1組が離婚し、片親と離れて暮らす子どもたちは年間21万人います。離婚後も両親から養育されている子はごくわずかで、片親と会うことすら叶わず、離れた親からは愛されていないと思い悩む子どもたちが溢れています。
 育児・介護休業法での対象の子どもは「法律上親子関係にある実子・養子」で、離婚後親権を失った親はまるで存在してないかの如く無視や差別をされ、なんら施策を講じられていません。たとえ養育する意思があってもこの「育児・介護休業法」の対象にはなりません。そして、ひとり親世帯では「就労」と「結婚・出産・子育て」の「二者択一構造」どころか、片方の親に育児を押し付けられ、就労と育児のその両方を負担して疲弊しています。

 いじめや虐待、貧困などはその連鎖が問題とされています。背景には幼少期の体験が非常に大きく関わります。母親との関係性、父親との関係性、また家族という最小のコミュニティの中でどのように振る舞えば愛されるのか、子どもたちの家庭の経験次第で健全にも素行不良にも育ち、悪い体験は虐待の連鎖やいじめの加害行動にも繋がります。
 今、苦しんでいる子どもたちが成長しまたいじめや虐待を繰り返す、そんなことが起こらない社会にするため、今苦しんでいる子どもたちを救うことで変えていけるのではないか、そう考えます。また、それを見ていても何もしない「傍観者の存在」や、いじめや虐待が見えない「孤立化」も大きな問題の一つです。
 日本以外の多くの国では,共同親権(養育)制度の下、子どもの権利条約に準じ,法律で頻繁な面会交流を保障するためのルールが決められています。しかし日本は逆に、片親を引き離なす制度「離婚後片親単独親権」であるため、実父・実母であるのに離婚後に親権を失った親は、積極的に育児をしたくても「育児・介護休業法」の枠からも弾き出されてしまうように子どもに寄り添うことすら叶わなくなります。その1番の不利益を被るのは子どもたちであることは間違いありません。


【私たちに出来ること】
いじめが起きてからの「逃げる対策」や、虐待が起きてからの「親子分離対策」ばかりではなく、私たちはそれが起きないようにする[事前防止]のために声をあげていきます。
 誰もが、傍観者にならずに子どもたちを見守り、子どもたちが多くの見守る目で守られる社会を目指します。「子どもの権利条約」(=子どもの基本的人権)と整合性の取れる国内法(共同親権・共同養育)へと整備推進することで多くの目で見守られます。居場所がない(相談する場所がない〕子どもたちにもう一つの場所を作ることもできます。子どもの基本的人権は守られなければなりません。
 現在、法制審議会家族法制部会で共同親権の導入について議論がなされておりますが、先はまだ未定です。しかし離婚によって片親と離れて暮らす子どもたちは、今現在も生きづらさを抱えたまま暮らしています。そんな子どもたちの「今」にせめて「離れていても会えなくても、ずっと愛してるよ」と伝えてあげたい、そんな思いをパレードで表現します。愛してくれる人の存在に気づくだけで、子どもたちの幸福の実感が上がってくれることを願います。
 
 育つ環境に関係なく子どもたちの権利が守られ、1人でも多くの子どもたちへ親の愛が伝わるよう、皆さまのお力を貸していたき、より良いイベントになることを祈っております。

【実施概要】
■パパママアクション[法務省前お願い演説会]
2022 年 5 月 2 日(月) 
12:00〜14:30 ごろ 
[テーマ]法務省前
法制審議会の中間報告に向けてお願い
◾️『第4回オレンジパレード@東京霞ヶ関・銀座』
  同日 15:30〜1h程度
 [集合場所]
  日比谷公園 霞門
  15:15 から集合
 [コース]
日比谷公園→霞ヶ関→内幸(国会通り)新橋→銀座数寄屋橋(外堀通り)京橋→ 楓川弾正橋公園(解散)
✳︎霞ヶ関の官庁街を周り、記事クラブや新聞社、士業さんの多い国会通りを抜けます。外堀通りからは商業街(銀座のクラブ街やプラントショップ等多種多様なお店があります〕です。鍛冶橋を右に曲がり鍛冶橋通りからゴールの公園までは高いビルのオフィス街です。体力に自信のない方は鍛冶橋通りで離脱することをお勧めします〕
日本の中心の霞ヶ関・銀座を散歩旅行感覚で楽しめるコース設定にしました。



◾️注意・確認事項
・この集会・パレードは主旨に賛同される方がお集まりください。喧嘩、暴力行為、暴言、妨害行為、勧誘行為等、主催者が不適切と判断した場合は参加を拒否することがございます。
・公に向けたイベントですので、記事や不特定の方のSNS投稿等ある場合がございます。参加者の顔が映る場合もございますが、サングラスや帽子等ご自身で対策をして頂くようお願い致します。
・当日は検温の上、お集まりください。発熱がある場合は参加されないようお願いします。
・集合場所や集合時間は決めていますが、途中参加・途中離脱での参加も歓迎です。特にパレードでは約1時間歩くので、ご自身の体調を考えての参加をお願いします。
・プラカードや旗などのご持参は歓迎です。主旨にそぐわないと主催者が判断したものは使用できません。
・楽しく明るいイベントですので、着ぐるみや変装等の明るい雰囲気を出すものは大歓迎です。
・パレードコース途中のトイレは①日比谷公園内②数寄屋橋交差点付近③銀座IN‘S内にございます。
・気分の悪くなった方の為の救護車も用意してありますが、ご自身の体調管理をお願いします。
・イベント後に当イベントの写真や動画をSNSなどに投稿する場合、当イベントの主旨に合う内容なものは主催者の許可不要です。しかし主催者が不適切投稿と判断した場合は削除要請を致しますので従ってください。

【子どもの権利条約も守る会 概要】
弊会は、全国各地の別居親当事者により形成された複数の団(NPO法人、任意団体等)が本 イベントのために集まって発足された会です。
団体名:子どもの権利条約を守る会
所在地:107-0052
    東京都港区赤坂9-1-7
                  レジデンシャル371
設立: 2019年8月
URL: https://con-rights-child9.localinfo.jp
 
【お問い合わせ先】
e-mail: con_rights_child9@yahoo.co.jp
TwitterDM: @crc920190922

子どもの権利条約を守る会🧡

 親子の絆を守るために 子どもの心の貧困から救うために    子どもたちの未来を創ろう!